ロランド・カラスコ・セゴビアは、リマのホセ・マリア・アルゲダス・フォルクローレ高等学院と国立音楽大学(CNM LIMA)で音楽学やギターの奏法と教授法を学んだ才人ギタリスト。師事したのはオクタビオ・サンタ・クルス、フリオ・ウマラ、エレオドロ・モリ、フェリクス・カサベルデ、ラウル・ガルシア・サラテなど錚々たるギタリストたちです。現在は演奏活動の傍ら母校CNMで教鞭を執っています。
ロランド・カラスコは、日本ではムシカ・クリオーヤの女性歌手ロサ・グスマンとコラボした作品「ソンコライ、カント・イ・ギターラ」でも知られており、(昨年亡くなったアンデス・ギターの巨匠)ラウル・ガルシア・サラテを継承するひとりとも言われています。本作は2011年に発表されたアンデス・ギターの作品です。アヤクーチョ出身の偉大なギタリスト、シンガー・ソングライターでありロランドの師でもあるマヌエルチャ・プラドをして「このアルバムは聴く者をギターの音色でアンデスの山々の小径に導いてくれる」と言わしめた作品です。懐かしさや憧憬を抱かせる音色で、ウアイノやヤラビ、カーニバルの曲などを13曲を演奏しています。また、ジャケット写真は著名なアンデスの写真家マルティン・チャンビの孫のオスカル・チャンビの撮影です。(サプライヤーインフォより)