★赤木りえ / 魔法の国の魔法のフルート

カリビアン・フルートの第一人者、赤木りえが、黄金時代のファニア・オール・スターズの立役者、ラリー・ハーロウとタッグを組んで放つ、究極のサルサ／ラテン・ジャズ・アルバム。
ロックやアラブを含め究極のミクスチャーが、グルーヴィーなラテン・ニューヨーク・サウンドとなって炸裂！気分はまさにフラワー・ムーヴメント!!
しかもゲストはベレーザ（ガブリエラ・アンダース）と言うのも驚きだ。

「結果的にフルートも吹きまくる事になってしまいした。そのおかげでフラワー・ムーヴメントのあの自由奔放な解放感を表せたと思います。全員で煽り合って一つの高みを目指した、そんな感触が今も強く残っています」（赤木りえ）

≪70年代の黄金時代のラテン・ニューヨークが、今、ここにある≫
サルサをこの世に知らしめたファニア・オール・スターズの実質的な音楽監督ラリー・ハーロウをプロデューサーに迎え、「奇跡」としか言えないアルバムが登場しました。アルバム全体を通して充満するエネルギー、炸裂するパワー、そして漲るハイ・テンションなまでの高揚感。60年代後半から70年代初頭にかけての、まさにフラワー・ムーヴメント華やかりし、あの時代のサルサ、ニュー・ロック、ファンクを耳にしているような印象を抱いてしまいます。畳みかける勢いと重量感溢れる豪快さは、聴く者を一気に虜に。まさに「奇跡」としか言いようがない出来事です！
≪これぞ究極の豪華メンバー≫
驚かされるのが参加メンバーの豪華さ！　プロデューサーのラリー・ハーロウを筆頭に、現在のハーロウ楽団、ラテン・レジェンド・オブ・ファニアの主要メンバーが勢揃い。加えてＮＹサルサを代表するルベーン・ロドリゲス（ベース）、プルーポ・コローン（ピアノ）、チャランガ・フルートの第一人者アンドレア・ブラックフェルド、カレン・ジョセフ、ラテン・ジャズ界の重鎮ビル・オコネル（ピアノ）が参加。ＮＹサルサの大御所がこぞって参加した、と言っても過言ではありません。そして何よりも大きな話題は、根強い人気を持つベレーザ（ガブリエラ・アンダース）がクール・ヴォイスを披露している事。まさにラテン・ニューヨークの息吹が、ここにあります。
≪収録曲は60年代、70年代のクラシックばかり≫
収められている曲は、サルサ、ロック、Ｒ＆Ｂなど60年代、70年代の音楽界の歴史に燦然と名を残す名曲ばかり。しかも全てが意表をつくかのように、思わぬ曲ばかりが並ぶ意外性に溢れています。
≪これぞサウンド・ミクスチャーの極み≫
ＳＮＳの登場で音楽が益々グローバル化する中、大きなテーマとなっているのがジャンルを超えたミクスチャー。このアルバムではサルサ／カリビアンのリズムを核に置き、ミクスチャーの本家本元、カリブ海ならではのクレオール的発想を大胆に発揮し、世界中の音楽が交錯します。ロックもあればアラブも東欧も絡みつく。これ程多様な音楽が混ざりながら、全てが溶け込んで１枚のアルバムとして纏まりを見せるとは。これぞ究極のサウンド・ミクスチャー！
≪PLAY IT LOUD≫
スリルと臨場感に満ちたフラワー・ムーヴメントの時代の空気を生み出すために、どの曲もほぼライヴ・レコーディングに近い形で録られました。それだけに演奏者の動物的勘と舞台芸人の勘が全ての拠り所。その煽り方と息遣いは大音量で耳にするのが一番！イヤホンやヘッドホンをかなぐり捨ててスピーカーからデッカイ音で聴くならば、とてつもない解放感に満たされる事、請け合いです。でっかい音で聴いてこその迫力を、ご堪能あれ。ただしドライヴ中には、スピードの出し過ぎとなるので要注意を！

曲目表：
1. 小麦色のお嬢さん（ジャム・セッション）　(Descarga)El Paso de Encarnacion
2. エリザベス・リードの追憶　In Memory Of Elizabeth Reed
3. ホワイト・バード（Vocal version）　White Bird(Vocal version)
4. スモーク・リングス・アンド・ワイン　The Smoke Rings & Wine
5. シルトス　Syrtos
6. ミザルー　Misirlou
7. カルテーラ　La Cartela　~ Dedicated to Lewis Kahn ~
8. SHI WA Zu　SHI WA ZU
～ボーナス・トラック～
9. ホワイト・バード（フルート・ヴァージョン）　White Bird　(Flute version)

メンバー：
ラリー・ハーロウ（プロデューサー）
ベレーザ／ガブリエラ・アンダース（ヴォーカル）
アンドレア・ブラックフェルド（フルート）
カレン・ジョセフ（フルート）
ビル・オコーネル（ピアノ／キーボード）
ヒルベルト“プルーポ”コローン・ジュニア（ピアノ）
ルベーン・ロドリゲス（ベース）
レイ・マルティネス（ベース）
ボビー・サナブリア（ドラムス／ティンバレス）
ウィリー・マルティネス（ドラムス／ティンバレス）
ルイス・カーン（ヴァイオリン）
ベンジャミン・ラピドゥス（ギター／トレス）
イモ・ルシアーノ（コーラス）
ルイシート・ロサリオ（コーラス）

〜以上、メーカーインフォより