去年の春でしたっけ?田中勝則さんがキューバに旅されて発見した究極のダンソーン / インスト・アルバム2012年作、MM誌輸入盤欄にも紹介されていました。はあぁ〜苦節1年、やっと入荷しました(って、インポーターさんに頑張っていただいただけですけどね…)!
“ダンソーンに捧ぐ” というダイレクトなタイトルどおり、キューバのポピュラー音楽の最も古いスタイルのひとつ、ダンソーン・オンリーの内容ですよ。演奏はコルネット/フリューゲルホルンのホルヘ・ビステル・コルンビエー率いる金管4&木管2&ヴァイオリン2&打楽器2という楽団で、20世紀以降、チャランガ(ヴァイオリン&チェロ&フルートなど)楽団による演奏が定番化しているダンソーンを、管楽器主体の19世紀後半スタイル、いわゆる”ピケーテ”編成による演奏で聞かせてくれるCD!〜びっくりですね、21世紀になってこんな演奏が聞けるなんで、ホントなんという僥倖!で、レパートリーは、19世紀生まれのクラリネット奏者/作曲家であり、ダンソーン発展に寄与したホセ・ウルフェーの5曲をはじめ、「エル・マニセーロ」や当楽団リーダーのコルンビエー自身のオリジナル曲など、もちろんアバネーラ満載!まったく、こういう音楽を聴きながら、海を見渡すコロニアル風のバルコニーかなんかで、コヒーバ燻らせロンとか舐めながら長椅子でウトウトしてぇ〜!と、思う方は私だけではないハズ。
>こちらでも紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)!
▽素晴らしいクリップです!!