シンセや電子機材をいじりながら、ガイタを吹き、イイ湯加減に歌うコロンビアの「ペルえもん」ことペルネット。港湾都市バランキージャ出身ならではのアフロ・カーニバル路線からアンビエントやエレクトロハウスなど先進国のクラブミュージックの意匠を借りながらも、聞こえる音は見事に「土のように素晴らしい人」的。スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドが誇る富山の楽団「スキヤキ・スティール・オーケストラ」とのコラボレーション曲など、これまで以上にカラフルで宇宙的。アルバムを聴いていて涙がちょチョ切れること請け合いです。2010年代のインターナショナル・イナカッペ音楽の金字塔?