トゥールーズ出身のスペイン系歌手/フラメンコ・ギタリスト、ビセンテ・プラダルを父に、ロマ系の歌手を母に持つ女性歌手/舞踊手パロマ・プラダル。2018年リリースの初ソロ作です。
トゥールーズのヒップホップ系ユニット、Al’Tarbaなどにフィーチャーされたりもした彼女ですが、初っぱなからフラメンコに裏打ちされた、エストレージャ・モレンテあたりを彷彿とさせるハスキー系のエモーショナルな歌声で、ジャック・ブレルの曲をスペイン語で歌い、聴く者のハートを鷲掴みにしてきます。クレオール・テイストなアレンジで軽やかに仕上げられたキューバ名曲「エル・マニセーロ」やアリエル・ラミレスの「巡礼」、ルンバ・フラメンカに展開していくハバネラ名曲「ラ・パロマ」なども。タイトル曲は、自身のオリジナル。詞はスペイン語を基本に、ラストにはガルシア・ロルカの詩をフランス語化した、ジャジーなテイストのナンバーも収めています。
バックには、フランスの実力派フラメンコ・ギタリスト、サムエリートらが参加。フラメンコをこなす、フランスの本格派女性歌手として注目していきたい存在です。(サプライヤーインフォより)
1. NO ME DEJES
2. EL MANISERO
3. RABIA
4. LA PEREGRINACIÓN
5. LA PALOMA
6. ROMANCE DEL DON BOYSO
7. NANA DE SEVILLA
8. FIANÇAILLES