イラン北東部、トルクメニスタンと境界を接し、トルクメン人が暮らすトルクメン・サハラ地方の音楽。その達人たる1929年生まれで2000年に亡くなったNAZARLI MAHJOUBIの録音を収めるアルバムです。
シャウトするように喉を震わせるエモーショナルで、霊的力を秘めたヴォーカルに、2弦長竿リュートのドタールと弓奏楽器カマンチェの情感を煽るような激しさを伴う伴奏が、大地に根付く力強い音楽に結実されています。
イラン領内の伝統音楽のひとつとして、あるいはトルクメニスタンをはじめとするアジアなどの音楽的繋がりに位置づけながら聴くのも興味深い内容です。
（サプライヤーインフォより）