初期イラケレのメンバーであり、また全盛期のイラケレのリズム、ファンキーさの中核を担っていたといっても過言ではないパーカッショニスト兼ヴォーカリスト、オスカル・バルデースの新録2枚組。ソロ・アルバムとしては意外にも初めてのリリース?~自身が率いるバンド=ディアカラを従えての録音で、音はというと、まさにイラケレ初期のファンキー系サウンドにティンバ風味やキューバン・ジャズ・マナーをミックスしたようなスタイルで押し通しています。「バカラオ・コン・パン」や「フアナ1600」「シオマラ」「イジャー」などの名曲に通じるアフロ・ファンキー一直線の(たぶん)新曲ばかり10曲が2枚のCDにたっぷり収められました。しかも1曲7分~12分という時間設定もイラケレのダンス系黄金比を継承/アフロ・キューバン&ファンキー・グルーヴが暴発する2CDです!1曲で、歌姫オマーラ・ポルトゥオンドがゲストで歌っています。