OLU DARA / IN THE WORLD, From Natchez To New York

やっぱりこれは、名盤というしかないですね、何度聴いても、その時々に、こっちの耳に応じ、しっくり来ます。
基本、コルネット奏者(ギターやピアノも弾きます)として、北米ジャズやブラック・ミュージックの世界を中心に幅広く活躍してきた音楽家ですね。が、この1998年作がソロ・アルバムとしては58歳の初作、2001年にもう1枚 “Neighborhoods” というセカンド・アルバムがあり、その後は実の息子、人気ラッパーの NAZ のアルバムに何作か参加し共作曲もありましたが、00年代の終わり頃から、一線から半ば退いている雰囲気も漂います(ライヴはやっているようですけど…)。
なので、もう1枚ぐらい、ニュー・アルバム聴いてみたいなあと思いながらも、早20年が経ってしまいました。で、やっぱりこのアルバムを折りにふれ、たまに聴き続けています。というわけで、長く聴けますよお…。
 
生まれ故郷のルイジアナの Natchez から New York へは車で走行時間20時間ぐらいだそうです。そういうサブ・タイトルですね…。
ちなみに、オル・ダラという名前はヨルバ語で “God is Good” という意味だそうです。
時として、爪弾かれるギターが、ブルースから離れて、パームワイン・ギターのようにも聴こえます。
 
1 Okra 4:48
2 Rain Shower 4:34
3 Natchez Shopping Blues 3:34
4 Your Lips 3:58
5 Harlem Country Girl 5:47
6 Zora 3:14
7 Young Mama 4:44
8 Bubber (If Only) 3:04
9 Father Blues 3:32
10 Jungle Jay 5:02
11 Kiane 4:32
 

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