＞こちら、シェラリ・ジョラエフを師匠筋に持つ古都ホラズムのオクタム・アハメドフ、80年代から歌い出したという次世代の代表格だそうです。弦楽器タール、またはドタールを弾き語り、ウズベクの古典、マコームに則しつつ、ウシュシャクなど抒情歌を得意とするらしいんですが、ま、その辺のことはよくわかりません（勉強不足）。youtube を観て回っていると、半ばＰＯＰソング風の曲を歌うこともあるし、本格的な古典、あるいはホラズムの古謡と聞こえる歌も聞けました（その辺は師匠筋のシェラリ・ジョラエフのレパートリーと同様ですね、たぶん。古典歌謡の歌い手といっても、けっこうレパートリーが自由に見えるのは、半ば大衆歌謡として伝統歌が親しまれているホラズムの特徴なんでしょうね…？）。本ＣＤもタールやドゥタールの弾き語り、それを取り囲むような伴奏スタイルは伝統的と聞こえますが、マコームを離れたような旋律が聞こえることもあります。それにしても、その喉をちょっと詰めたような歌い方、細かく揺れながら、放物線を描くようにして、靭やかに弧を描く歌声、なかなかのものだと思いますよ（加えて、古都ホラズムの歌謡、古典、あるいは古謡といっても、それぞれに発声〜歌唱スタイルが微妙に異なり多彩、というか自由な感じもします ）。
というわけで、当店ストック発掘のウズベクＣＤお蔵出し、こちらが最後の１アイテムとなりました（ＤＶＤはまだいっぱいあるんですけどね…）。よろしく、どうぞ！

1. Kunlarim
2. Feruz-2
3. Yashsi
4. El dousi
5. Yig’larman
6. Keksalar
7. O’tdimu
8. Vijdoniga
9. Bo’lmas
10. Onajonim hayot Bo’lmas
11. Yarashidi
12. Dilrabolar
13. Na Qildim

▼参考