キューバ音楽史上最大の歌手ベニー・モレー夫人で、63年のベニーの死後未亡人となったノライーダ。2人の息子とのノライーダ・イ・ロス・モレー名義の本作は、米国に居を構え70年代前期にティト・プエンテ楽団をバックにして4枚のアルバムをリリースした、その中の4枚目のストレート・リイシューCD-Rです。ベニーの愛称「エル・バルバロ・デル・リトゥモ」に対し、女性形「ラ・バルバラ」がタイトルにも織り込まれていますが、歌手としてのスタイルは、プエンテとのコンビで成功を収めた女性歌手、ラ・ルーペを意識したところの散見されるものとなっています。跳ねるようなカーニバルのニューリズム系やオーソドックスなサルサなど、脂ののったプエンテ楽団の伴奏も聴きどころです。10曲目には、短めながらプエンテのソロもでてきます。なお、本作はCD-Rによるリイシューで、音質的にはまずまずです。(サプライヤーインフォより)
1. LA LUZ
2. MI NEGRO
3. SOMOS DIFERENTES
4. TU SI ME QUIERES
5. LA BARBARA
6. VOY PA’ CARACAS
7. SOBRE TU TUMBA UNA RUMBA
8. FELIZ VIAJE
9. CANTO A COLOMBIA
10. LOS HOMBRES NO LLORAN