ニーナ・ギルマ、>トロピカル通信の松原さんにリクエストいただいて早2ヶ月、やっと入荷しましたよ!これまでにもシングル配信はあったようですが、アルバムとしてはこちらがファースト・アルバムでしょう。大型アムハラ系新人と言うべきでしょうね(カワイイし…)。何しろプロダクションというか、バック・トラックがイイのでビックリしましたよ。アフロビーツ〜ラガ、R&B等の消化の手際が冴えています。で、そのキュートなラップ仕様(というかトースティング?)の歌い口を活かしたPOPなアプローチにも、また、秀でたものがありマスね(ビヨンセの影響?by Dさん)!時にエチオピアの擦弦楽器マシンコや、竪琴クラール等、伝統楽器の使い方も自然だし、エチオならではの歌謡性さえ、ほんのりと伝えながらも、ダンス音楽であることに徹した簡潔さもOK、ナカナカのものです。年齢は FACEBOOK にも出て来ないようですが、ファースト・シングルが2019年とあり、ハタチそこそこって感じでしょうか?
ところで、CDの背表紙にはもう一人、男性の名前が連名で明記されていて(ジャケ冊子の裏側に大写しでポートレイトも配されています)、KAMUZU KASSA (1990-) 〜カムズ・カッサとあります。この人が作曲&音作りをしているようですね。調べてみたら、ちゃんと>WIKI に載ってました。これまでにも知ったところでは、ハメルマル・アバテやフクルアディス・ナカティバブ、アスター・アウェケの作品などにも関わっているようなので、なかなか才能があるだろうことは、間違いナイっすね!
ともあれ、ニーナ嬢のそのヴォイス、そしてキャラ、キュートこの上ないッスね!
*せっかく素晴らしジャケですが、やっぱりジャケの裁断やプラケースへの入れ方がラフで、エチオピアらしいおおらかさ?は変わらず…あるいは、基本シールド無し(ケース割れも多いので交換済み、ということもありますが)、あっても大抵ヤブケてます。なぜなんだろう?
>こちらでも、紹介されています(無断リンク陳謝&感謝!)
1. Awaj (አዋጅ)
2. Hilim Elim (ህልም እልም)
3. Sime Tir (ስመ ጥር)
4. Yaselale Lalo (ያሰላሌ ላሎ)
5. Majete (ማጀቴ)
6. Mogno (ሞኞ)
7. Selame (ሰላሜ)
8. Tegabezu (ተጋበዙ)
9. Yekenfere Kelem (የከንፈሬ ቀለም)
10. Misoso (ምሶሶ)
11. Muzika (ሙዚቃ)
12. Yelibe Chilot (የልቤ ችሎት)
13. Yesiketen Mama (የስኬቴን ማማ)
14. Ethiopian