いかにも、仏ノーフォーマット・レーベルらしい作かもしれませんが…、南ア女声SSW のムサキと、フルート&ムビラを弾く、やはり男声SSW のトゥバツィ・ムフォ・モロイという、ともに南アフリカ、ジョハネスバーグで活躍する人気シンガーソングライターが初共演した新録アルバム。加えて、フランス人のチェロ奏者のクレモン・プティ&シンセ奏者、フレデリック・スラードも加わり、男女ヴォイス&生弦楽器、電子鍵盤&ループにおいて、比較的、音数の少ない隙間のあるPOPデュオを聞かせてくれます。南アっぽさは全く感じられませんが(はじめ、フランス人男女デュオだと思って聴いていたほど、で、南アと知れば、それなりに南アっぽいのかなあ…などと、アテにならない耳)、が、翻ってみれば、今時の南アフリカ音楽シーンの風通しの良さとか、痛感させてくれるアルバム。
1.Subaleka
2.Madonna
3.Zibonakalise
4.Stay As You Are
5.Khanya
6.Come in
7.Winter in July
8.Hearteries
9.Fika
Vocals – Msaki
Vocals, Flute, Mbira – Tubatsi Mpho Moloi
Synth – Frédéric Soulard
Cello, Synth – Clément Petit