>こちらで紹介されていた作ですね!
無断リンク、いつもすみません&感謝!
>こちらが前作でした。
MM誌1月号23年ワールド・ミュージックBEST10 に当方ゴリ押しでランクイン!久々のライ〜シャアビ系SSW、再入荷です!改めまして、オススメします!
近年、ライの新譜が全然届かないなあ、なんて、愚痴をこぼすことしきりだったけど、そうか、こういう人は全然マイペースなんだなあ…、CDリリース・ジャンルとしてのライは、もう終わってしまったのかも知れないけど、インディー系ライの個人活動には、まだまだ期待できるわけですね。
パリの地下鉄デビューから20年以上を過ぎて、やっと2枚めの作(他5曲収録のカセットもありましたが)、今や、ワレワレ極東におけるアルジェリア音楽ファンの一筋の光明となりにけり?
そして本作を、よくよく聴いてみて、ライのみならずダフマン・エル・ハラシの “ヤー・ラッヤー” をはじめ、シャアビ系ナンバーも幾つかあることに気づかされました(で、前作を聞き返してみれば、やっぱりシャアビ系ナンバーも幾つかあって)、そうか、衰退して行くライどころか、衰退期も終わってしまったシャアビ・マナーさえも、この人は、メインストリームとは別のところで、飄々と担い続けて来たんだなあ、と、気づいた次第。もっと言うなら、その歌い口の芯にあるものは、ある種の男らしさや、旧市街カスバ風俗由来の美意識を漂白した後に残るダフマン・マナー、なんじゃないのか?という、憶測を捨て切れませんよ。
加えて、その音楽性の背後には、今は昔の北米ファンクからヒップホップへの転換期途上感覚みたいなものが、そこはかとなくPOPに息づいているような気もして(単なる古い打ち込み感覚かも知れませんが)、おっと、何だか古臭くて中途半端に新しいぜ!と、いっそうのこと、ジワジワと共感が込み上げて来るのでした。
1.Omri omri 02:51
2.Malgré tout 02:33
3.Jamais la netferko 02:45
4.Brite la liberté 04:02
5.Tal ghyabek (l’espoir) 04:02
6.Khellitni wehdi medrar 03:08
7.Mouhale nabra 03:03
8.Dounia 03:23
9.Plus fort que moi 04:00
10.Marboun 03:52
11.Ya rayah 04:25
▼この “ヤー・ラッヤー” 故タハ以降の〜近年のダフマン・カヴァー大賞決まりですねえ!?