これが初のオフィシャルなスタジオ・アルバムになるそうです。ニジェールのトゥアレグ系ギタリスト、エムドゥ・モクタールの新作です。(>☆こちらで、早くも紹介されていて、その名はエムドゥと読むそう、無断リンク陳謝&感謝!)。
>前作は弾き語り、ほかリリースされているLP2作もライヴ〜セッションでしたから、こちらが、エムドゥ・モクタールのバンドを率いての本領発揮アルバムになるかと。う〜ん、それにしてもこのエムドゥ・モクタールのフェンダー・ストラトのフィンガーピッキングの見事なこと、噂通りの素晴らしいギタリストだと思います、ホント。
ま、それはともかく、デザート・ブルース or デザート・ロックでもいいんですけど、サハラ周縁のギター・バンドの本筋は、決して歌を盛り立てる伴奏としてあるのでなく、ギターもベースもドラムスも、あるいは歌そのものもコーラスも、すべてが対等に、まるで砂漠を渡る風の中に茫として交わり響くようなアシッドな感覚こそ本筋とするなら(個人的見解ですが)、このエムドゥ・モクタールの新作、砂漠のギター・バンドなればこその会心作! そー思います。