MARIANE MATTOSO, CAIO MERSEGUEL / AMORES DE SHAKESPEARE

シェイクスピア、愛のソネットをブラジル・アコースティック音楽の流儀で。

2011年に流通したソロ作「Sinestesia」でのフェミニンなブラジル・アコースティック・サウンドが好評だった女性S.S.W.のマリアニ・マットーゾ。サンパウロ大学で歴史学を学んだ彼女が長年温めてきたアイディアが、400年前の中世ヨーロッパでシェイクスピアが残したソネット(定型詩)にブラジル音楽の流儀で旋律を付けて歌にしようというもの。シェイクスピアが女性のみならず、パトロンや劇場主ら男性にも綴った愛を主題とした10編を選び、歌手で舞台俳優でもあるカイオ・メルセゲルをパートナーに綴った作品。カイオは、男女混成ヴォーカル・グループ、カララルガの元メンバーでもあり、同グループ出身のヴァネッサ・モレーノ(vo, voice percussion)とフィ・マロスティカ(b)がm-8″Fiz por Merecer”にゲスト参加しています。ヴァルヂール・ジュニオールによるギター、カヴァコ、ビリンバウと、チアゴ・ファリアのチェロ、ベベー・ド・ゴイスのサンバ打楽器のみのシンプルな編成で、サンバにシランダやマルシャ、ボレロなどのブラジル・リズム様式を基盤に、透き通ったメゾ・ソプラノの美声が持ち味のマリアニが、メランコリアやサウダーヂを孕んだ流麗なメロディを載せ、文芸の香りを漂わせた詩的なアコースティック音楽を展開しています。(サプライヤーインフォより)

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