とうとう今年5月(2018)の末に94歳で亡くなってしまいました。6年前のこの作が遺作となってしまったかと…。
日本での人気が高く、うるさ型の音楽ファンにもファンの多い、スペインの正統派女性歌手マリア・ドロレス・プラデーラ。デュエット集というので「またベスト盤か」と思いつつ発注したら、なんと新録でした!いや~、ぜんぜん衰えていないですね。リリース時(2013年)で88歳のはずですから、この声の艶やかさ、いい意味での軽やかさは、凄いというしかないですね。タイプが違うとはいえ、オマーラ・ポルトゥオンドもタジタジですね。
そんな彼女が、中南米~カリブやスペインの十八番の名曲を、ホアキン・サビーナ、アナ・ベレン、ビクトル・マヌエル、ジョアン・マヌエル・セラー、ミゲル・ポベーダ、ラファエル、ミゲル・ボセー、ルイス・エドゥアルド・アウテ、ディエゴ・エル・シガーラ、パシオン・ベガなどなどといったスペイン語圏の大スターたちと1曲ずつデュエットしているのですから、悪いわけがないですね。そうそうたる大スターたちも、マリア・ドロレス・プラデーラの前ではまだまだ小僧っ子というか、只々共演を楽しんでいるのが分かります。普段は、大仰な表現をしているような歌手達も、素直に歌っているのが面白いですよ。(サプライヤーインフォより)
1. La Flor De La Canela (Con Joaquin Sabina)
2. La Media Vuelta (Con Ana Belen)
3. Procuro Olvidarte (con Sergio Dalma)
4. Fina Estampa (Con Miguel Poveda)
5. No Se Por Que Te Quiero (Con Pablo Alboran)
6. Tu Nombre Me Sabe A Hierba (Con Joan Manuel Serrat)
7. Lagrimas Negras (Con Diego El Cigala)
8. Gracias A La Vida (Con Raphael)
9. Habaneras De Cadiz (Con Pasion Vega)
10. No Volvere (Con Manolo Garcia)
11. El Rosario De Mi Madre (Con Miguel Bose)
12. Caminemos (Con Luis Eduardo Aute)
13. Lia (Con Diana Navarro)
14. Amarraditos (Con Victor Manuel)