MAMADOU KELLY / ADIBAR

mamadou-Kelly2013>こちらで紹介されていました(毎度無断リンクすみません!)。>アフェル・ボクームのバンドでサイドギターを弾いていた人だそうです。マリ中央部、ニジェール河沿いのニフンケ出身の音楽家だそうで、アフェル・ボクームといっしょにニフンケの村長さんでもあった故アリ・ファルカ・トゥーレのバンドに参加していたそうです。で、ここでは一弦ヴァイオリン&ニ弦ギター奏者、でっかい瓢箪を半分の割った打楽器カラバシとエレキベースの3者をバックに、淡々とした調子のソンガイ / フルベ系のブルース?をアコースティック・ギターで楽しませてくれます。アリ・ファルカほどディープでないし、アフェル・ボクームほどダウナーでもなく、(ま、無理やり比較すればの話ですけど…)その飾りない淡々とした歌い口はカントリー・ブルース調といえるかも知れませんが、この3者の違いは音楽スタイルの差というより、人間性の差みたいに感じられて、面白いですねえ(というか、一口に “マリアン・ブルース” と言っても、大まかな共通性はあるかと思いますが、マンデ / バンバラ / ソンガイ / フルベ / そこんとこにトゥンブクトゥ〜トゥアレグの砂漠のブルースも絡んで、実に百花繚乱、前世紀半ばの北米ブルースみたいで?面白いですねえ…(違うか?)。

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