いつもエレキでバンド・スタイルのロビとしては異色“ファースト・アコースティック・アルバム”というこ とになります。アコースティック・ギター・デュオ/ロビの弾き語り作品で、エレキ・ギターは使用していません。曲によっては3弦琴のボロンも加わり、繊細 な弦の交わりの中、いつもよりも柔らかに響くロビの歌声も聞きものです。バンバラ/マンデのみならず、汎・西アフリカ的と言ってもいい歌心が楽しめる充実 作じゃないでしょうか。バマコのクラブで繰り広げるという連日のバンド出演から離れ、一人モノローグを聴かせるようなアルバムでしょうか?