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「このアルバムには19 世紀末のマルセイユの労働者たちの政治闘争の歌と私が書いた政治的な曲が並んでいる」(マニュ・テロン)
NHK-BSの「Amazing Voice:マルセイユのブイヤベース」編で紹介された南仏マルセイユの刺激的な男声ポリフォニー・コーラス、5 年ぶりの新譜! オクシタニア文化圏の中心都市マルセイユのアーティストたちが集まるラ・プレーヌ地区でオクシタン音楽の重鎮マニュ・テロンを中心に2001年に結成されたルー・クワール・デ・ラ・プラーノ。5年振りとなる新作『マルシャ!(O.K.!順調!といった意味)』は、フランス大統領選挙の結果が「マルシャ!」となることを強く願った内容になっています(もちろん彼等は反サルコジ派)。勇壮かつ優美なポリフォニー・コーラスとパーカッションが織りなす、「生」グルーヴの凄さと説得力に圧倒されます。遠く海を渡ったブラジル・ノルデスチの不思議な残響から、グナワのカルカベが加わった曲、身体が小刻みに動き出しトランスしていくポリフォニー・トレピダント、そして歌いながら踊りながら街を練り歩くかのようなファランドルまで、楽しく政治的な作品です。