過日、あの沢田研二も歌った「アマポーラ」のオリジナルを聞きたいんですけどと、お客さまに依頼されたんですが、無いんですねえ…レクォーナ・キューバン・ボーイズの「アマポーラ」、あんな名曲が今CDで買えナイなんて、ちょっとびっくりしていろいろ当たってみると、ありました。コノ盤に当たったわけですね。で、取り寄せて聴いてみると、これが、SPノイズ丸出しの1枚!なんか嬉しくなりました。ノイズを取り去ろうとして音がぼんやりしたCDよりも、こういう元の音を殺さないCDの方が個人的には好きです。故・中村とうようさんのスープレコーズLPを聴いて以来、いつでも少し頭の中で響いているような気がする「アマポーラ」&「クバナカン」久々に堪能しました…。で、このCDにはアントバルズ・キューバンズも2曲だけ入ってます。1930年のキューバの粋~ちょっと音量を低くして、ラジオから流れているような感じで聴いていただきたい1枚です。