1930〜50年代に歌手、女優として活躍し、人気絶頂のさなかに突如引退したエジプトのスタア、モロッコ系ユダヤ人女性歌手レイラ・モラッドのドバイLIVE MUSIC レーベルによるBEST盤が初入荷しました。西洋オーケストラを取り入れたアラブ近代歌謡を中心に、サイーディ、タンゴ調、マンボ調のアレンジまで。当時からアラブ音楽はハイブリッド化が進んでいた事が伝わってきます。レイラの歌声はウム・クルスームより軽妙で、適度に土臭く、現代のシャバービー歌手とは明らかに異なる美学が感じられます。前11曲70分あまり収録されています。