KARYNA GOMES, BELA ZANGO / VASIKATE 2023

“VASIKATE”という言葉は、”女性”を意味するモザンビークのチョピ人の言葉であり、このプロジェクトはモザンビークの音楽に端を発しています。そして、このプロジェクトの目的は、ルゾフォニアの女性達の歌声を介し、バントゥー系の音楽的伝統と現代の音楽スタイルを結びつけることにあります。
第一作目(2022年作〜当店未入荷)では、ジョシャラ (ブラジル) とレナ・バフル (モザンビーク) という女性歌手たちが主役を務め、その歌声を軸として、>マチュメ・ザンゴ&ジブラ・ムッサ (モザンビーク)、ネルトン・ミランダ (ブラジル) 達は、ブラジル音楽とモザンビークの音楽性を結びつけることに成功しました。
そして本作(2023)、ヴァシカテ・プロジェクトの第二作目でも、マチュメの妹、ベラ・ザンゴと、ギニアビサウの女性歌手、カリナ・ゴメス !! の歌を軸として、マチュメ・ザンゴ、ネルトン・ミランダ、ジブラ・ムッサ、そしてロベルト・キトンゾ・ジュニオール (ギニアビサウ?) からなるバンドが、モザンビークの伝統とギニア・ビサウのクレオール性をポップなかたちで結びつけることに成功しています。
加えて、このプロジェクト2024年版は、アンゴラのアーティストを迎えて制作されるそう(未聴)。
この、プロジェクト「VASIKATE: アフロ・アトランティック・トレイル」は、PROCULTURA PALOP-TL が支援するポルトガル語圏の音楽交流プログラムであり、音楽監督をマチュメ・ザンゴがつとめ、総合プロデューサーでブラジルのライース・ヴォルピが任じているとのこと。
〜以上、The project “VASIKATE” HP紹介文意訳。

ところで、「カリナ・ゴメス、こっちのバックの方が歌声にあってるんじゃない?>前作より…」というのは、耳巧者として当方がアテにしているお客さん、中野の宮崎さんの言葉、うんうん、そうかも知れませんねえ…、と。それにしても、しかし、このジャケ、もう少し何とかならなかったんでしょうかねえ…黒大理石なんでしょうか?掲載のジャケ写じゃ、よく見えないかも知れませんが、上下にギニアビサウとモザンビークの国のかたちが緑の線と赤の線で描かれています。

1.Djitu Ten 3:56
2.Gumbe Speransa 3:45
3.Mosatindjani 4:13
4.Mafoni 3:45
5.Tchimenhetu 4:31
6.Mzeno wa vachopi 3:15

こちらで、本作全曲試聴可>https://nzangoartistresidency.com/vasikate-2023/

▽制作中

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