KARLON KRIOULO / GRIGA

リスボンで活動するカーボ・ヴェルデ系ラッパーにしてプロデューサーのカルロンこと、カルロン・クリオウロの2020年作ですが、そのカルロンの前18年作のアナログ盤 “Passaporti” に収録されていた “Foi Sodadi” を、全く同じトラックにおいて、別メンバーによるラップ・リレーでリメイクしたと思しき11曲目が白眉?ということになるでしょうか?薄くも、濃くも、カーボ・ヴェルデらしい音感がそこかしこに漂ようトラックの並びにおいて、ヘヴィーなラップを多数のゲストとともに(多くは未知のラッパーですが)紡いで行く内容のCDとなっています。いろいろと器用な面と、反して大雑把、というか骨太な面とが同居した感じ、個人的には結構馴染めたんですが、いかがなものでしょう?ディノ・ディサンティアーゴも参加していますよ!ほか、ルサフリカからCDも出ていたイルド・ロボとか、ヴェテランの名前も見えます。それにしても3曲参加のマリア・タヴァレスって、誰でしょう、新人でしょうか?なかなか、イイ声していますが…。

1. Intro
2. Sodadi Nha Terra -feat: Maria Tavares
3. Tud Gent Mexê -feat: Bdjoy, Mista Badia & Maria Tavares
4. Paz na Kumunidadi
5. Di Nous -feat: Dino de Santiago & Carlão
6. Sol na Céu -feat: Ildo Lobo
7. Na Memoria
8. Nha Kultura PT2 -feat: Sonny & Neuro MC
9. 11oIlha -feat: Primero G
10. Ku Amor -feat: Orlando Pantera
11. Foi Sodadi -feat: Hélio Batalha, Sagaz, Toni Rex & Maria Tavares
12. Tchiba ta kai (Bonus Track)
13. Nhous Mostra -feat: Sebeyks (Bonus Track)

“Foi Sodadi ” △こちらが本CD収録新ヴァージョン

go top