>こちらで紹介されています(無断リンク陳謝!)。リクエスト殺到のフィメール・キゾンバ、カリナ・サントスのセカンド・アルバムがこちら。で、〜キゾンバというのは、フレンチ・カリブのズークっぽいリズムを応用したポルトガル語圏アフリカのPOPミュージックと言っていい思いますが(センバから移行したアンゴラのキゾンバも、モルナやフナナから移行したカボ・ヴェルデのそれも、ともにキゾンバと呼ばれている模様)、ことにアンゴラのキゾンバは、このカリナ嬢にしても、当店で人気のエディ・トゥッサにしても、センバへの回帰をたどりつつ、コンパやメレンゲやキューバン、そしてサルサなども飲み込み、早々とエレクトロなダンス音楽一色という状況を脱しているところが注目点、と言えるでしょうね。このアルバムでも生音系のバックにおいて、ズークはもちろん、サルサ風ありコンパ風ありサンバ風あり、様々なトロピカル音楽がミックスされたアレンジを聞くことができるわけで、豊富な石油輸出による経済成長を背景に、キューバあたりからも多くのミュージシャンが流入しているとも聞きますから、なんだか、アフリカとカリブが出会ったようなその南国音楽性の高さにおいて、エディット・レフェールをもっと若々しく明るくしたようなこのカリナ・サントスの歌声、実に気持ちよく響くわけです。で、少しばかりセンバ直系の哀愁味が漂っているところも、聴きどころですねえ、