<森と湖と神話の国フィンランドのkawaiiフォーク・ミュージック>
フィンランドを象徴する伝統弦楽器カンテレとコーラスで、伝統とポップな要素を混ぜ合わせた、今を生きる伝統音楽を生み出す4人組。
★フィンランドはジャズやメタル音楽の他にも、豊かな伝統音楽がある事でも注目されています。カルデミンミットはカンテレ kanteleと呼ばれるフィンランドの国民的伝統弦楽器とコーラスで、伝統音楽に新しい息吹をもたらすグループです。メンバーは20歳代ですが、既に18年近いキャリアを持ち、伝統音楽への深い愛情と新たな試みを通じて、伝統音楽そしてカンテレのあらたな可能性を聞かせてくれます。
▶2015年の『しあわせ』(TAKI-6017)に続くカルデミンミットのセルフ・プロデュース第二弾。オリジナル楽曲の個性がより際立ち、そして何よりも4人の歌声から生まれるコーラスがさらに素晴らしさを増している▶ポルスカのリズムに乗って歌われる、忘れられない恋、そして恋人の事を歌ったマイヤのオリジナル曲①で聴ける様々なコーラスのスタイル、17世紀に親しまれていたrekilauluと呼ばれる詩にアンナが曲を付けた③は、シンコペーションの効いたリズムが印象的。続くユッタのオリジナル曲④はカンテレの持つグルーヴィーかつシャフルなリズムに、コーラスと歌のソロパートがソウルフルな絡みを聞かせる。⑤ではコーラスが花嫁に捧げられた踊りの荘厳な雰囲気を演出し、古くから伝わり様々なヴァリエーションがある詩にレーニが曲を付けた⑥、儚いシャボンのような浮遊感を感じさせるアルバム・タイトル曲⑦と続く。アルバムはユッタのオリジナル⑨で、悲しさの中に明日への希望を感じさせる余韻に包まれて終わる。
1. 追い風
2. 金髪
3. 青い雲
4. ガラスの雹
5. 花嫁の踊り
6. よそ者
7. 白夜
8. 浅瀬
9. ライラック・ロード
【カルデミンミット Kardemimmit】
(ジャケット写真左からアンナ・ヴェゲリウス、ユッタ・ラーメル、マイヤ・ポケラ、レー二・ヴェゲリウス)
■カルデミンミットは、Maija Pokela(マイヤ・ポケラ)、Jutta Rahmel(ユッタ・ラーメル)、 Anna Wegelius(アンナ・ヴェゲリウス)、 Leeni Wegelius(レーニ・ヴェゲリウス) の4人の女性グループ。全員が歌手であり、15弦と38弦のカンテレ(フィンランドの国民的伝統弦楽器)を演奏。
■全員が首都ヘルシンキの隣町エスポー Espooにある音楽学校でカンテレ幼い頃からを学んでいて、1999年にグループを結成しています。グループ名のカルデミンミットとは「スパイスが効いた女の子達」という意味で、伝統音楽にスパイスを効かせて、様々な香りを楽しませてくれる彼女達に相応しい名前。
■カルデミンミットの音楽の特徴は、日本の琴を連想させるカンテレの音色と4人の歌が織りなすコーラスのハーモニーにあり、フィンランドはもちろんの事、東欧や北欧の伝統唱法やカンテレの即興演奏など、様々な伝統的スタイルをモダンなアプローチで料理している点にある。
■2006年のデビュー作”Viira”以来4枚のアルバム発表。”Kaisla” (2009年)、”Autio Huvila“(2012年) 、Onni (2015年)(TAKI’S FACTORYから『しあわせ』として国内発売)で、『しあわせ』からはセルフ・プロデュースでアルバムを制作。この最新作の『白夜』はセルフ・プロデュース作第二弾となる。 ちなみに、2012年 のアルバム”Autio Huvila“は、その年のフィンランドフォークミュージック協会の”フォーク・ミュージック・アルバム・オブ・ザ・イヤー”に選ばれている。
〜以上、メーカーインフォより
今年の春先頃、だったか、
当店を訪ねてくれたアンナ嬢でした…。
俄然、応援しちゃいます!