初夏あたりに来日が決定しているというジュリエット(2011年当時)は、当代一の実力シャンソン歌手です by <カストール爺の生活と意見>(無断リンク&無断引用すみません!)。この人の真価はステージにあるそうです。だから、テレビに出演することやレコードCDの売上には興味がない、という種の発言もしているそうです。「私の人生なんてつまらないものだし、友だちと一緒にプレイステーションで遊ぶようなものだから、私は他人の人生を歌うのよ」と、非・私小説派を宣言して、フィクションとしてのシャンソンに徹しているそうです。なるほど、そのままの音楽性~このCDで確認できるかと思います。ロックあり、フリージャズありネオアコあり、そしてトラディショナルなシャンソンあり、とにかくその、時にドラマティック、時に独り言のような歌い口、なかなかのものです。
BORIS VIAN ET SES INTERPRETES / 1950-1959 CHANSONS ROCK’N’ ROLL ET CREATIONS
HENRI SALVADOR / TANT DE TEMPS
BARBARA / INTERPRETE BRASSENS, BREL, MOUSTAKI, BARBARA…1955-1961
GEORGES BRASSENS / 3 – Chanson Pour L’auvergnat