JOHNNY OTIS / THE BEST OF JOHNNY OTIS

★ジョニー・オーティス/ベスト・オヴ・ジョニー・オーティス
<オーディブック数量限定再発>
“R&B界のゴッドファーザー”と言われた男の、1945年~68年までの足跡を辿る!

 5年ほど前に弊社から数タイトルを限定再発した故・中村とうよう氏のレーベル『オーディブック』。80年代終わりから90年代にかけて存在したこのレーベルは、当時画期的だった「オーディオ」+「ブック」を体現させ、音と文章の両方から大衆音楽の魅力を紹介してくれました。そんなオーディブックのシリーズから、今回以下のタイトルを追加で数量限定再発することにいたしました。
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ギリシャ移民の子としてカリフォルニア州で生まれたジョニー・オーティス(1921-2012)は、バークリーの黒人地区で育ち、10代でドラムズやピアノの演奏を修得し、その後プロとしてデビュー。まずはミシシッピー出身のピアニスト、カウント・マシューズのバンドでドラムを担当するようになりました。この時に修得したのがハンボーンと呼ばれるリズムで、これは通常“ボー・ディドリー・ビート”と呼ばれているルンバ風のリズム・パターンのこと。このリズムこそが、ジョニー・オーティスの音楽の大きな原動力のひとつとなりました。またそんなジョニーはエタ・ジェイムズやジャッキー・ウィルソン、ハンク・バラードといった黒人アーティストらの才能に一早く着目するなど、ギリシャ系の白人ながらブラック・ミュージック界への貢献は計り知れないものがありました。
1993年に当初リリースされた本作には、1945年にExcelsiorから発表された最初のヒット曲「ハーレム・ノクターン」からスタートし、SavoyやMercury、Peacock、Capitolといった各レーベルに残した名演の数々を収録、さらに8年ぶりの復帰作となった68年のKentでの録音まで、ジョニー・オーティスがもっとも粋でカッコ良かった時期を網羅しています。そこには後年にビートルズ⑰やエリック・クラプトン⑳といったロック・アーティストがカヴァーしたことでも知られる有名曲も含まれています。
ジョニーは「ロックの父」「R&Bの創始者」「ファンクの元祖」「白い黒人」などと、様々な形容詞で紹介されてきましたが、それはそれだけ振り幅の大きい音楽性を持っていたという証拠でもありました。本作はまさにそんな彼の多彩な音楽性にスポットを当てた名コンピレーションです。選曲・解説はもちろん中村とうよう氏です。 ●日本語解説付き(サイト先行発売分は帯無しで出荷いたします)
〜メーカーインフォより

1. Harlem Nocturne
2. Omaha Flash
3. Good Boogdi Googie
4. Alimony Boogie
5. Thursday Night Blues
6. Head Hunter
7. I’m Living O.K.
8. Mistrustin’ Blues
9. Mambo Boogie
10. Honky Tonk Boogie
11. Oopy-Doo
12. Goomp Blues
13. Stardust
14. Gypsy Blues
15. Shake It
16. I Won’t Be Your Fool No More
17. Hey! Hey! Hey! Hey!
18. Ma (He’s Making Eyes At Me)
19. Hum Ding A Ling
20. Willie And The Hand Jive
21. Willie Did The Cha Cha
22. Telephone Baby
23. Mumblin’ Mosie
24. Country Girl
25. Gold Shot

 

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