ユダヤ音楽×マルクス兄弟!?
イスラエル・インディ・シーンから注目のバルカン&クレズマー・パンク・バンド登場!
フジ・ロック出演や小島麻由美とのコラボレーションで日本でも人気のブーム・パムや、そのブーム・パムにも参加したサックス奏者とメタル・ドラマーの異色デュオ、マーロックス、新作も話題のYouTube系マルチ・アーティスト、クティマンら、注目すべきアーティストが活躍するイスラエルはテル・アヴィヴのインディ・シーンから、新たなバンドが登場しました。ジューイッシュ・モンキーズ、ユダヤ人への蔑称でもあるバンド名を掲げる彼らはクレズマーを始めとするユダヤ系音楽にブラックなユーモアを交え、賑やかに、パンキッシュに疾走する8人組です。
ジューイッシュ・モンキーズは3人のドイツ移民のヴォーカリスト兼コメディアンによるユニットとして90年代終わりに誕生、最初のバック・バンドは、なんとブーム・パムだったそうです。サーフ・ロックとユダヤ&バルカン風味のメロディのミックスは、ジューイッシュ・モンキーズのメンバー達に大きなインスピレイションを与えました。そして2014年にバルカン・ビートの貴公子ことシャンテルが主宰するレーベル、エッセイ・レコーディングスからアルバムをリリース後、5人のミュージシャンを加えてバンドとなって再スタート。本作がその体制での初リリース作となります。本作ではバルカン・ビートとクレズマーをパンク・ロック化したサウンドを披露、歪んだサーフ・ギターとラウドなドラムズに、アコーディオン、トロンボーンという組み合わせがインパクト大。そこでフロントの三人は全編英語で、宗教や政治、エスニシティのタブーを笑い飛ばす歌詞を歌います。その皮肉っぽいセンスはバンド名にも存分にあらわれており、ユダヤ音楽×マルクス兄弟との評判も得ているようです。
リリース元は先日マーロックスの『ガザ・トリップ』をリリースしたテル・アヴィヴの新進レーベル、Greedy For Best Music。テル・アヴィヴの音楽シーンに注目しているファンはもちろん、コンテンポラリーなバルカンやイディッシュ音楽がお好きな方にお勧め! (サプライヤーインフォより)
1.JM Fever
2.Post Midlife Dance
3.Alte Kacker
4.Titina
5.Pupik
6.High Words
7.I Wonder
8.Shprayz Ikh Mir
9.Romania
10.Oy Brigitte