俳優としても活躍するジャック・ヴェルジェが、フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』などで知られる女優で歌手、映画監督も務めたジャンヌ・モロー(1928-2017)のナンバーを綴ったトリビュート・アルバム。ジャンヌ・モローの68年のアルバム『Les Chansons De Clarisse(クラリッスの詩)』のほぼ全曲となる16曲を主体に、70年作『Jeanne Chante Jeanne(ジャンヌ・シャント・ジャンヌ)』からの4曲を加えた全20曲を収めています。ナポレターナ風に声を張り上げたりする場面もありますが、全体としてはウィスパー系のしっとりめな歌声に、ピアノ、コントラバス、パーカッションなどの小ぶりな編成の伴奏陣を配し、フレンチ・ボサ好きも魅了するようなジャンヌ・モローの元作品にもあったブラジル音楽要素や、ボレロ、ワルツ、キャバレー・ソング、ハバネラなどが交錯する、愛おしさを感じさせる、エレガントな小品集です。ピエール・バルーのサラヴァの作品とか、イタリアのジョー・バルビエリあたりがお好きな方もフィットするのでは。もちろん、ジャンヌ・モローのファンも要チェックです。(サプライヤーインフォより)
1 LES CHANSONS DE CLARISSE
2 AIMER
3 JE MONTE SUR LES PLANCHES
4 AU VERSO DE CE MONDE
5 J’AI L’AIR DE PLAISANTER
6 L’INSAISISSABLE
7 AIMEZ-MOI MIEUX
8 DÉBARRASSÉE DE VOUS
9 ROSSIGNOL
10 ON CHANTE CE QU’ON PEUT
11 D’UN MONDE PARALLÈLE
12 JAMAIS
13 TOUT CE QUE JE VEUX
14 LES ENNUIS DU SOLEIL.
15 JEANNE CHANTE JEANNE : LA CÉLÉBRITÉ, LA PUBLICITÉ
16 LES PETITS RUISSEAUX FONT LES GRANDES RIVIÈRES
17 LES VOYAGES
18 JUSTE UN FIL DE SOIE