カリブ海の島グアドループの現代のフォーク・ルーツの名手、ジャック・ダニカによるアンサンブルの演奏集。彼が引くアコーディオンに、タンブールというタイコやトライアングル、シェイカーなどのパーカッション・アンサンブル、ヴァイオリンを含む弦楽器が絡み、のどかなサウンドを発します。演奏する音楽は、フランスの海外県らしくカドリル(島ことばでは「カドリー」と言います)という、フランスの宮廷ダンスのカドリルと英国フォークダンスと、アフリカのパーカッションがごっちゃになって19世紀から民衆の間で踊られているダンス音楽。ヨーロッパのフォークダンスがアフリカのリズム強化された、まさにクレオールなカリブ音楽です。しかしこのタイトだがゆる~いノリは、メントやカリプソなどにも通じる気持ちよさです。(サプライヤーインフォより)
Accordéon – Jacques Danican
Bass Guitar – Judes Samar
Chacha – Patrice Vincent
Commandeur – Joseph Deloumeau
Drum (Siyak) – Jean-Pierre Bores
Tambou-Bass – Gustave Kancel
Guitae Rythmique – Pierre Dando
Triangle – Magloire Kancel
Violon – Lucien Sidambarom
Arrangement, Mixage – Jacques Danican, Olivier Mathurin
Auteur-compositeur – Jacques Danican (tracks: 1, 2, 4 to 6), Judes Samar (tracks: 3, 7), Lucien Sidambarom (tracks: 9)