マスカンダの若手グループ、イジンシンビ、9年ぶりのセカンド(ややオヤジ化してますが)となる2016年作。
もともとマスカンダは “路上のズールー・ジャイヴ”とか、 “ズールー・ブルース”とも呼ばれ、その名の通り、生ギターと歌&コーラスをメインに、ティン・ホイッスルやヴァイオリン、もしくは、口琴、コンサーティーナ等で演じられ、その演奏も、ズールー語の歌詞とともに即興性の高いものだったそう。ま、21世紀にかけて、スターも登場、マーケットを広げる中で、よりポピュラー化、打ち込み&エレクトロ化も進んでいるようですが、そんな中、このイジンシンビ、ホイッスルもヴァイオリンも聞こえるし、なんだかノドカだし、ゆったりもしていて、入れ替わる歌い手も、それぞれ味わいのある歌い口を聞かせ、なんともイイ感じですねえ…(って、本来マスカンダは、勇壮なズールー戦士の歌を継いでるそうですが)。
1 Wathinta Thina
2 Asinandaba Nawe
3 Ngifuna Imali Yami
4 Sikhuzimpi
5 Yakhala Intombi
6 Umfazi Womuntu Lo
7 Umoya Wami
8 Umlomo Uyabulalisa
9 Bayanyakaza
10 Zinqunywa Amakhanda
*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥2500