IRO SAIA / PARADOSOU

イロ・サイア、1979年生まれ、単独アルバムとしては、2010年のデビュー作、2013年のセカンドに続く3作目となります。が、彼女は、現地では40歳年上の作曲家、スタブロス・ザルハコスの妻としての方が有名かも知れません。
60年代以降、映画や舞台音楽の作曲家として高名だったスタブロス・ザルハコスが手掛けたショー『マノス・ハジダキスへのオマージュ』に出演したことで、スタブロスと恋に落ち結婚、その妻として双子を授かり暮らして来た彼女でした。
が、その子育て一段落後の復帰の舞台(?)で、イロ・サイアが歌うために、ネオクリス・ネオフィリディスが編曲した10の伝承曲が、このCDには収録されているそうです。イロ・サイアのショーがどんな出来だったかはわかりませんが、本CDは、持ち前の美声と声量を存分に発揮したクラシカルかつシアトリカルなたたずまいのアルバムに仕上がっています。舞台と切り離され、こうしてCDで聴いても、聴き応えは十分ですね。
 
1 ΟΠΟΥ ΑΓΑΠΗΣΩ ΘΛΙΒΟΜΑΙ
2 ΤΗΣ ΞΕΝΙΤΙΑΣ ΤΗΣ ΘΑΛΑΣΣΑΣ
3 ΠΑΡΑΔΩΣΟΥ
4 ΚΥΡΑ ΜΟΥ ΕΣΥ
5 ΚΙ ΕΓΩ Η ΘΑΛΑΣΣΑ ΣΟΥ
6 ΠΩΣ ΠΙΑΝΕΤΑΙ Η ΑΓΑΠΗ
7 ΒΟΣΚΟΠΟΥΛΑ (ΜΙΑ ΒΟΣΚΟΠΟΥΛΑ ΑΓΑΠΗΣΑ)
8 ΜΟΥ ΔΩΣΕΣ ΤΡΙΑΝΤΑΦΥΛΛΟ (ΗΠΕΙΡΩΤΙΚΟ)
9 ΚΑΠΟΥ ΑΝΑΤΕΛΛΕΙ ΠΑΛΙ ΦΩΣ
10 ΤΟΥ ΑΙΓΑΙΟΥ


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