キューバンからの影響によって始まったセネガリーズ・ラテンPOPシーンの中で、いち早くウォロフの打楽器サバールを導入~POPンバラへ道を拓いたいう70年代の重要バンド(だったということが本複刻で証明されたとも思える)サヘル、及びそのサヘルにヴォーカリストとして在籍していたイドリッサ・ジョップとギター&オルガン奏者、シェイク・ティディアン・タールのそれぞれの音源を収録した編集盤~もちろん初復刻!キューバンからNYサルサへ、そして初期ンバラへと突入する1969~76年までの音源が並び、これまでのセネガリーズPOP史観を覆すようなスリリングさを感じさせてくれます。サヘルがバオバブやスターバンドに勝るとも劣らない重要な楽団であったことは、充実英文ライナーを読んでも実感できます。セネガルはもとよりアフリカ音楽マニアならば見逃せないCDですね。発売のTERANGA BEAT~今後とも要チェックだと思います!