★ イドリッサ・ジョップ&シェイク・ティジャーン・タル/セネガル音楽が進化した時代
セネガルに拠点を置く新レーベルTERANGA BEATの国内配給がスタート。その第一弾の本作は、セネガル生まれの大衆音楽ンバラの原点を知らせる貴重な音源を集めた編集盤だ。かつてサヘルというバンドでヴォーカリストとして活躍したイドリッサ・ジョップと、キーボード/ギター奏者のシェイク・ティジャーン・タルによって70年代に残された音源を集めた本作は、キューバ音楽とセネガルの太鼓サバールとのコンビネイションを初めて提示した作品などを、オープン・リールをマスターにした未発表音源も織り交ぜてコンパイル。もちろん当時の貴重な写真やジャケット、イドリッサのインタヴューなどを加えた豪華なブックレット付きだ。アフリカ音楽ファンなら絶対に外せない貴重な復刻盤。(メーカーインフォより)日本語解説&帯付
1. 平和
2. チョロ・バイ・チェルノ
3. ヤイ・ボイ
4. シントリータ
5. サヘルとともに
6. バンバ
7. 思いやり
8. カエル
9. マッサニ・シッセ
10. フォンカル・ガラプ
11. ジャモノイ・テーイ
12. グェット
キューバンからの影響によって始まったセネガリーズ・ラテンPOPシーンの中で、いち早くウォロフの打楽器サバールを導入~POPンバラへ道を拓いたいう70年代の重要バンド(だったということが本複刻で証明されたとも思える)サヘル、及びそのサヘルにヴォーカリストとして在籍していたイドリッサ・ジョップとギター&オルガン奏者、シェイク・ティディアン・タールのそれぞれの音源を収録した編集盤~もちろん初復刻!キューバンからNYサルサへ、そして初期ンバラへと突入する1969~76年までの音源が並び、これまでのセネガリーズPOP史観を覆すようなスリリングさを感じさせてくれます。サヘルがバオバブやスターバンドに勝るとも劣らない重要な楽団であったことは、充実英文ライナーを読んでも実感できます。セネガルはもとよりアフリカ音楽マニアならば見逃せないCDですね。発売のTERANGA BEAT~今後とも要チェックだと思います!