ニュ・クインがベトナムから渡米したのは90年代のことだそうですが、このフーン・トゥイ(1974 -)が南ベトナムから渡米したのは00年代のことだそう。結局、当時のプロダクションは北米越僑レーベルの方が優れていたから、ということなんでしょうか? でも、南ベトナムにとどまっていたら、その後はまた違う展開になっていたんじゃないか?と、2010年代あたりからのベトナム女声歌謡の隆盛を考えると、そうも思い、ちょっと残念なんですが…。ま、過ぎたことは仕方ないことですが、これだけの資質を持った、しかも、いかにも南ベトナムらしい、たおやかな歌声を聞かせる女性歌手が、当店的には4枚の作しか届いていない(>06年作、>10年作&>13年作と本作)というのは、ちょっと残念なことです(って、もう1枚、10年作が、今回初入荷していたこと、忘却していたというボケ具合、お許しを!)。
とはいえ、完全に見逃していた本作、先だって、あまりにも現地ベトナム歌謡が入荷して来なくなってしまったので、北米越僑レーベルのカタログを漁っていたら発見、オオッ!フーン・トゥイが17年作とはいえ、新作を出していたのか、と、遅かりし初入荷となったのでした。
で、つい数日前、bunboni さんがご来店されたので、フーン・トゥイの最近作が入荷しましたよ、と、聴いていただいて、う〜ん、やっぱりイイねえ、フーン・トゥイは、と、そんな話を交わしていたら、アレ?でも、これ聴いたことあるなあ…と bunboni さん、after you で紹介したよ、コレ、と。アリャ〜当方、それも完全に見逃していたワケですね。というわけで、遅かりし6年後の初リンクとなります。>こちら、よろしくどうぞ(お断りしてリンクさせていただきました。感謝)!
ご試聴は>こちらで(youtubeよりもイイ音です)!素晴らしい!エレキなダン・バウ&ダン・チャンの響きに誘われて、涼しげな歌声を存分に聞かせてくれますよ(男声とのデュエットも2曲ありますが…)。