1961年オグン州(レゴス州の北)生まれのヨルバ系ムスリム女性〜1976年にソロ・アルバムをリリースしましたが、それは50年代から派生した都市の打楽器音楽”WAKA”の次代を継ぐ女性歌手としてのデビューでした(ワカは女性に特化した都市音楽だったそう)。で、ワカというと女性版FUJIという略式理解が浸透したこともあったようですが、ま、フジが70年代に派生した音楽であることに較べると、50年代から続くワカはそのスタートにおいては女性版アパラ(or なにがしかのヨルバ系歌謡音楽)と理解した方が遠からずだったのだと思います。が、この1984年作では既にフジ色が濃く、というか、絶頂期コリントン・アインラのバック・バンドが演奏しているんだから当たり前?(Waka Moderniser = African Fuji 78 Organisation )当時、コリントンの愛人疑惑もあったサラワ姉さんだそうですから(その後結婚そして離婚)、さもありなんですが、その辺の事情>こちらで知りましたよ(無断リンク陳謝!)、タメになりますねえ、ホント。というわけで bunboniさんも絶賛です!にしても、パンキッシュなおしゃべり風トースティングとでも言えそうなサラワ・アベニのタタミかけヴォーカル、負けずに突っ走るクールなパーカッションアンサブル〜これ以上強力なコンビネーション、なかなか見つからないような気も、
1984 Haja Queen Salawa Abeni & Her Waka Modernisers
India Waka (Kollington KRLPS 010)
[A] Moti Goke / Thank You / India Waka / Mo De Inu Ile Ola / Ayinla Loni Fuji, Abeni Loni Waka / Abeni De Oloun Orin
[B] Eru Nba Mi / Chief Popoola Olaofe / Mo J’Awe Oriji / Kiniun Ti De Oko / Abeni Ti De Lady Waka Queen / Orin Wa Dun Un Jo