EBENEZER OBEY / VANITY



OBEY-VANITY
これもまたオベイ、80年代後半(1988)の名盤と言わざるを得ません!2曲収録、LPアルバムのA面とB面長尺2曲とも、実にオベイらしいミディアム・アップの “ジャム・バンド” 風展開(先年、ナイジェリア音楽ファンの大先達、遠藤斗志也さんがおっしゃることには、「エベネザー・オベイはジャム・バンドの先駆だ」と、なるほど、思わず膝を打ちました!言い得て妙とはこのこと)。複数トーキング・ドラム、ドラムスほかの大贅なヨルバ系リズム陣に、浮遊感満点のツインリードギター(スティールギターも)、そして、ツイン・ベース(!)&ツイン・リズム・ギター(?)、加えてキーボードによるポリリズミックなリフ&フレイズの交わり、そこに、フワッとしたタイミングで乗って行くヴォーカル&コーラスの応酬〜そうした演奏&歌唱のすべてが、固定的なアレンジをなぞって行くのではなく、各自役割分担を踏まえた上で、ゆるやかな即興性を軸に交わり響いているように聞こえるエベネザー・オベイの音楽性(もちろん、サニー・アデにもデレ・アビオドゥンにも共通する部分があるでしょう。が、こと”ゆるやかな即興性”という点に関しては、やっぱりオベイのスタイルに最も特徴的かと思われます)、まさしくジュジュの鏡、同時にジャム・バンドの極致!と言うべきでしょうか。聴けば聴くほどに、何気なくスゴイんですよね〜、で、その凄さというものが表立って聞こえない、リラックスした自然体のグルーヴ感が、またオベイならでは!たまりません。

Chief Commander Ebenezer Obey
Vanity (Obey OPS 016)
[A] Generation To Generation / Omi T’Aba Da S’Ori / Vanity Upon Vanity / Odomode E Mase Ja / Aso Ija Mi Ti Gbo
[B] Ola Oluwa Ni Mo Nje / I Am For Joy / Binubinu Ko Ma Binu / Association Of Friends
(参照・http://endolab.jp/endo/africa.html 感謝!)

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