キューバ革命後、フィーリン的音楽スタンスでキューバのピアノ演奏を見つめ直し、チューチョ・バルデースやエミリアーノ・サルバドールと並び重要なピアニストとされる盲目の天才フランク・エミリオ。本作は、そんな彼の原点であるグルーポ・クバーノ・デ・ムシカ・モデールナの1959年にパナルトからリリースされたアルバム(LD-3103)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
フランク・エミリオ(ピアノ)をはじめ、オルランド・“パピート”・エルナンデス(ベース)、ギジェルモ・バレート(ドラムス)、タタ・グイネス(コンガ)、グスタボ・タマーヨ(グイロ)と、デスカルガの名手たち5人が結集。本グループは、当時のキューバの音楽シーンにモダーン・ジャズの手法を取り入れ、その後のキューバン・ジャズやデスカルガに多大な影響を与えたとされています。セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス、ゴンサロ・ロイグ、フェルナンド・ムレンス、ピロート・イ・ベラ、エルネスト・レクオーナらのナンバーやフランクエミリオ作のデスカルガ定番曲「ガンディンガ、モンドンゴ・イ・サンドゥンガ」を収めています。キューバン・ジャズ~デスカルガのマスト・アイテムです。
音質は良好、紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. Noche Cubana (Songwriter: Cesar Portillo De La Luz)
02. Quiéreme Mucho (Songwriter: Gonzalo Roig)
03. Esta Dicha Nuestra (Songwriter: Ñico Rojas)
04. Gandinga, Mondongo y Sandunga (Songwriter: Frank E. Flynn)
05. Marta (Songwriter: Fernando Mulens)
06. Scheherezada Cha Cha (Songwriter: Piloto Y Vera)
07. Tropicana (Songwriter: Alfredo Brito)
08. Que Emoción (Songwriter: Orlando De La Rosa)
09. Soledad (Songwriter: Rodrigo Prats)
10. Damisela Encantadora (Songwriter: Ernesto Lecuona)
11. Triste Letania (Songwriter: Titi Bravo, Ricardo Pérez Martínez)
12. Habana (Songwriter: Fernando Mulens)