1950年代から活躍し、アフロ系のレパートリーを得意としたキューバの女性歌手ヒナ・マルティン。本作は、1957年(or 58年)にパナルトからリリースされたアルバム『ヒナ・マルティン・コン・オルケスタ、Vol.1』(LP-2023)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
若いころのセリア・クルースと似た雰囲気を持つ溌剌とした歌声。コンフント・クババーナなどで活躍したピアニストのジョジョ・カステレイロ率いる楽団をバックに、グアラーチャやバタのアンサンブルをフィーチャーしたナンバー、セリアも取り上げている「ジェルベーロ・モデルノ」や、ラファエル・コルティーホ/イスマエル・リベーラのレパートリーとしてお馴染みなプエルトリコの名曲「エル・ボンボン・デ・アレーナ」といったプレーナのレパートリーも聴かせてくれています。
盤起こし?と思われますが、音質はまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Filomena (Guaracha Plena) – Eduardo Davidson
2. Negra Mau Mau (Afro Cha Cha) – Yoyo Casteleiro
3. El Bombon De Elena (Merengue Plena) – Rafael Cepeda Atiles
4. Tu Alma Negrea (Bolero Moruno) – Nelson Navarro
5. Yerbero Moderno (Pregón) – Néstor Milli
6. Nika (Guaracha) – Obdulio Morales
7. Elegua Inkio (Rezo Yesá) – Eduardo Davidson
8. Baila Que Se Paso (Guaracha) – Sara N. Rodríguez
9. Pasito Y Medio (Guaracha Rumba) – Rafael Blanco Zuazo
10. El Agua De Belén (Guaracha) – Eduardo Davidson
11. Ochun Del Cobre (Rumba Batá) – Eduardo Davidson
12. Pregón – N. Guillén, O. Morales