美人弦楽四重奏団(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)にパーカションという編成のグループ、フラシスの多分初アルバムです。さらに曲により、ベース、ピアノ、トレスなどが入り、ソン、マンボ、カンシオーンなどのキューバン・フォークロアを演奏しています。音楽教育を受けたストリングス奏者だけあり、音色もアンサンブルも素晴らしいのですが、そこにキューバ的なリズム感に裏打ちされた躍動感やキューバ音楽特有の叙情がミックスして、なんとも味わい深く楽しい音楽になっています。同様なコンセプトのバンドは今までもありましたが、テクニックが前面に出すぎたり、またはクラシック・サイドによりすぎたりしているグループも多かったです。その点このフラシスは、そのバランスが絶妙で、大プッシュしたいバンドです。ゲストに、エストレージャス・デ・アレイート、エンリケ・ホリンで活躍した名ベーシスト、ファビアン・ガルシアやオプス13、パウロFG、エネヘー、アバナ・アンサンブル等に参加してきたピアニスト、エミリオ・モラレス等実力者が参加しています。(サプライヤーインフォより)
1. Bonito y Sabroso
2. L grimas Negras
3. Back to Ireland
4. Casa Gris
5. Dansamba
6. Para So ar Contigo
7. String Rock
8. Ef mero
9. Cuando Te Vas
10. Y la Negra Bailaba