サンティアーゴ・デ・クーバ生まれのフェルナンド・アルバレスはマリアーノ・メルセロン、ベニー・モレーのバッキング・ヴォーカリストとしてやコンフント・カシーノで活躍した後、フィーリン系ソリストとして50~60年代に、活躍した人気歌手です。人気者らしく多くの録音を残しましたが、2002年に没しました。少し粘っこくも男の哀愁を感じさせる歌い口は、フィーリン系のモダーンな歌を歌わせると、彼にしか出せない独特な味わいが引き立ちます。
本作は、61年にヘマからリリースされたアルバム『アマール・イ・ビビール』(LPG-1147)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。アドルフォ・グスマンとラファエル・ソマビージャ指揮の一流オーケストラをバックに、コンスエロ・ベラスケスやアルセニオ・ロドリーゲス、レネ・トゥーゼ、ホセ・アルフレード・ヒメネス、セネン・スアレスらのナンバーを収録。ジャジーなギターが加わったりもするフィーリン風味なサウンドをバックに、ダンディズムを漂わす歌声がよく映えています。
盤起こしですが、音質は良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. Amar y Vivir (Consuelo Velázquez)
02. La Hiedra (Saracino, D’Acquisito)
03. Cuando No Estas (José Slater)
04. Me Lo Imagino (Arsenio Rodríguez)
05. Primera Lluvia (René Touzet)
06. Me Contaron de Ti (René Touzet)
07. Vida (Fernando Mulens)
08. Eres Diferente (José A. Méndez)
09. Despechada (Pablo Reyes)
10. No Te Importe Saber (René Touzet)
11. Mi Falso Querer (Senén Suarez)
12. La Última Noche (Bobby Collazo)