1913年ハバナ生まれで、パウリーナ・アルバレスやフェルナンド・コジャソ、アベラルド・バローソのオルケスタで活躍した後、自身のバンドを立ち上げたピアニストのエベラルド・オルダス。本作は、50年代後半ないしは60年代の録音と思われる、プエルトリコの大作曲家ラダエル・エルナンデスのナンバーを取り上げたシリーズ作、『ラ・ムシカ・デル・インモルタル・ラファエル・エルナンデス』の第3集(Teca Records:LIS-583)のリイシュー盤です。曲順はシャッフルされていますが、全12曲を収めています。
自身のピアノに、コントラバス、コンガ+ボンゴ+小物パーカッションのリズム・セクションを加えたアンサンブル。ラウンジ系のカクテル・ピアニスト系ながら、オルダスはカチャーオらとの録音もあり、ここでもしっかり、リズムが心地よいアフロ・キューバンのスウィング感(トゥンバオ)を生み出しています。レパートリーはもちろん、名曲「カプジート・デ・アレリ」をはじめとするラファエル・エルナンデスのナンバーばかりです。
盤起こしと思われ、若干のノイズが入りますが、音質は概ね良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Perfume De Gardenia
2. Preciosa
3. Yo Tengo Un Amor
4. Ausencia
5. Los Cinco Hijos De Judas
6. Ahora Seremos Felices
7. Mamauca
8. Campaniles De Cristal
9. Que Te Importa
10. Capullito De Alelí
11. Traicion
12. Enamorado De Ti