EMILIO MORALES / TODOS LOS CAMINOS

フランク・エミリオの系譜を受け継ぐキューバン・ジャズ系ピアニスト、エミリオ・モラレスの2018年作です。CD-Rにてリリースされたものとなります。
エミリオ・モラレスは、これまでにオプス13、パウロFG、エネヘー・ラ・バンダ、アバナ・アンサンブル等一流バンドに在籍して生きた実力者。本作では、バックにトランペットのフリオ・パドローン、グイロのエンリーケ・ラサガ、コンガのロベルト・ビスカイーノ・Jr.ら、腕利きを従え、ゲストもカルメン・ロサ・ロペス指揮のコロ・ディミヌート、女性歌手ベアトリス・マルケスとヘイディ・チャプマン、男性歌手のワルド・メンドーサとマジート・リベーラ、トレスのエフライン・リオスと、充実の布陣となっています。ページョ・エル・アフロカーンに捧げた、もちろんモサンビーケのリズムを消化した1曲目をはじめ、ショパンの「夜想曲第2番」の変奏曲、アントニオ・マリア・ロメウ作のダンソーン、ジョビンの「コルコヴァード」、ストリングスを配したバラーダ、パチョ・アロンソとエンリケ・ボンネに捧げたエミリオ・モラレス仕立てのピロン、バッハの変奏曲、メキシコのアルマンド・マンサネーロのナンバー、大先達エミリアーノ・サルバドールの代表曲「ア・プエルト・パドレ」、マジートをフィーチャーしたカリダ・イエレスエロのレパートリー「グアラポ、ピミエンタ・イ・サル」など、ヴァラエティに富んだ内容です。
イラケレやエミリアーノ・サルバドールを経過した上でのラテン・ラウンジ~デスカルガ系の洗練された音作り。エミリオ・モラレスのつややかなピアノの音色も素晴らしい。キューバン・ジャズ、オススメの1枚です。(サプライヤーインフォより)
*リンク動画は参照用旧作『コン・シエルト・トゥンバオ』収録曲です。

1. Mozambilio
2. Chopin En La Habana
3. Corcovado
4. La Flauta Mágica
5. Mejor Diciembre
6. Mi Pilón
7. Bach Blue
8. Contigo Aprendí
9. Un Tres Primera Clase
10. A Puerto Padre
11. Guarapo, Pimienta Y Sal
12. Motivos De Amor

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