大変お待たせしました。再入荷しました!出ました!エルフィ・スカエシの黄金期というべきプルナマ・レーベル / カセット時代作品群のCD化シリーズ!これまでCDはと 「ゴーヤン・ダンドゥット」「シリン・ファルファット」「パスタ・ペナン」~ 日本盤とベストCDが1枚出ていただけですからね(たぶん)、これはファンには嬉しいはず!ロマよりも嬉しいですな(個人的に)。それにこの頃(1978~80年ぐらいでしょうか?)のカセットはワールドミュージック往時の日本にもあんまり入って来てませんでしたから、この時系を追っての2オン1複刻CDx3枚は、どう考えても特に嬉しい!ということになります。
<1>は、「 KARENA PENGALAMAN 」+「IZINKANLAH II 」 <2>は「 KOQ MARAH 」+「 GADIS JALANAN 」<3>は「 GEDUNG TUA 」+「 SALAM SAYANG 」ということで、この時期グッと歌が艶やかになっていたエルフィの、その後の「シリン・シリンファルハット」あたりの完成期に、ほとんど遜色のない歌声を聞かせていますが、強いていうなら <1>では、ほんの少し若やいだ歌い口が楽しめ、 <2>ではエルフィならではの、メリスマをリズムに乗せて行く素晴らしさが完成に近づいていて、 <3>では、そのどちらも楽しめる??って、なんだか説明になってませんが、曲の粒の良さではでしょうか?が、どれをお選びになっても遜色はないということで、3CDとも、もちろん、皆オススメですよ!
〜以下シリーズ共通サプライヤーインフォより
ロマ・イラマに続いてエルフィの全盛期録音も復刻開始!
アジア最高の女性歌手が70年代に残した素晴らしき歌声の数々!
インドネシアが生んだダンス歌謡音楽ダンドゥットは1970年代から首都ジャカルタを中心に人気を集め、現在ではインドネシアやマレイシアを代表するポピュラー音楽となりましたが、その中心にいたのがこのエルフィ・スカエシ。
黄金期の彼女はインドネシアのみならず世界中から喝采を浴びるほどの最高の歌手でした。また90年代には久保田麻琴プロデュースによる日本制作盤もリリースされるなど、当時のワールド・ミュージック・ブームにも乗ってここ日本でも大変な人気を呼びました。
そんなエルフィが“ダンドゥットの王様”ロマ・イラマとのコンビを解消し、ソロとして大いに活躍を見せるようになった70年代中盤から84年頃まで所属していたレコード会社プルナマからは、おびただしい数のカセット・アルバムがリリースされていましたが、このたびCD復刻されることになりました!
その第一弾として登場したのが、今回の3タイトル。何れも70年代の中盤〜後半にリリースされた作品を2on1にしたものですが、その正確な発売年などは不明。ただ、この時期エルフィは録音のストックを百単位で持っていて、それをプルナマが順次発売していたようなので、実際の録音の時期はほぼ同じ(70年代中盤)と思われます。
多くの曲は今回初めてCD化されたものばかり。エルフィのディープなファンですら知らない曲やアルバムがあるほどで、そんな所からは当時のエルフィのリリース・ラッシュの凄まじさを感じてしまうでしょう。しかも何れの楽曲もクォリティが高いという点に驚かされます! もちろんエルフィの艶っぽい歌声が冴えまくっていた時代の録音ですので、ファンならすべて必聴といえるでしょう。
全てのヴォーカル・ミュージック・ファンに聞いてもらいたいお勧めアルバムです!