50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケが、1959年にヘマ(GEMA)・レーベルに録音したアルバム『LA BURKE CANTA(LPG-1121)』にストレート・リイシューCD-Rです。ちょうどフィーリン・ムーヴメントが成熟期を迎えていた頃で、クアルテート・ラス・デ・アイーダを経て、フィーリンのトップ女性ヴォーカリストとして活躍していたエレーナ・ブルケの姿が捉えたアルバムであります。バックは、メメ・ソリスのピアノを中心に、パブロ・カノのギター、ペピート・エルナンデスのベース、ギジェルモ・バレートのドラムに、アンヘル・オルティスのパーカッションが曲により入るといったシンプルな編成で、エレーナ・ブルケのフィーリン的な感情表現が鮮明に伝わってきます、しかし、うまい歌手だな-、と納得させられてしまう成熟度をこの時期にすでに獲得しているのですから、凄いですね。エレーナ・ブルケのフィーリンをたっぷり味わえる1枚です。
なお本CD-Rの音源は、アナログ・レコード起こしのようですが、音質的にまずまず良好です。
(サプライヤーインフォより)
1. DEJAME SOLA
2. EBB TIDE
3. HASTIADA DEL AMOR
4. TU NO SOSPECHAS
5. NUESTRO MUNDO
6. PARA SEGUIRTE ADORANDO
7. IDILIO
8. QUE INFELICIDAD
9. INCONSCIENTE CORAZON Y CORAZON
10. NI LLORAR PUEDO YA
11. ES UNA VERDAD QUERERTE