1957年に結成され、62年から68年にかけてはマイアミで活動したというキューバの男女デュオ、ヘスス・カブリサスとイレーネ・ファラクによるドゥオ・カブリサス-ファラク。本作は、1960年前後のリリースと思われる、パナルトからのアルバム『アシ・カンターバ・クーバ Vol. 4』（LP-3065）のリイシューです。曲順はシャッフルされていますが、全曲を収めています。
オルガンやピアノ、ギター、ベース、パーカッションの伴奏で、男女の美しいハーモニーを活かしたナンバーからは、トローバの味わいが多分に漂ってきます。フィーリン風味なトローバとでもいうか、モダンな趣きを加えるオルガン＆ピアノは、同作第1集や第2集ではオルガン奏者として名前がクレジットされているフリオ・グティエーレスの仕事でしょうか。ミゲル・マタモロスの大名曲「ラグリマス・ネグラス」やエルネスト・レクオーナの「ノーチェ・アスール」「トゥス・オホス・アスーレス」など収録。
盤起こしと思われ、若干のノイズが入りますが、音質は概ね良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。（サプライヤーインフォより）

1. Yo Reiré Cuando Tú Llores
2. Lágrimas Negras
3. Aquellos Ojos Verdes
4. Mi Guitarra Guajira
5. Mujer Perjura
6. Como Brillan Tus Ojos
7. Corazón
8. Una Rosa De Francia
9. Noche Azul
10. En el Sendero De Mi Vida
11. Tus Ojos Azules
12. Amorosa Guajira