さて注目のポーリッシュ・トラッド、〜ポーランド南部はタトラ山嶺の地、ザコパネのトラッド・グループ、トレブニ・トゥッキと、グルジアはコーカサス山脈の中央に位置する高峰、 カズベク山麓のフォークロア・グループ、キンテート・ウルマリの共演2016年リリース作、初入荷です!
同じくハイランダーとして、永きにわたり自由な羊飼いとして代々暮らし、平地の生活とは価値観を異にする山嶺地独特の尊厳と美意識を持ち寄ってのトラッド・セッションとでも。強烈な男声リード、もしくはコーラス、擦弦の響、バグパイプやドゥドゥクの演奏〜響宴がハイランダーたちのみが知る、山峡の精霊を呼び起こす??ような演奏&歌唱を繰り広げます。
タトラ・ハイランダーズの音楽は、ワラキアの羊飼いやハンガリーのワイン商人によってもたらされたチェコ、スロヴァキアを経由したルーマニア東方音楽の流れを汲むそうですが、その東方の西端?グルジアはコーカサスの伝統音楽と、西方の東端?に位置するザコパネの伝統音楽とのコラボレイトということになるでしょうか?って、いつだって、我々の預かり知らぬところで、知られざる音楽の出会いが繰り広げられているわけですね。まずは、ご一聴のほど。
▽Trebunie-Tutki
ANDRZEJ POLAK (violin, voice)
ANNA TREBUNIA-WYROSTEK (voice, higlander’s cello, higlander’s voice glissa)
DAVID RATIANI (voice, bass chonguri)
GELA TABASHIDZE (voice, salamuri)
▽Quintet Urmuli
JAN TREBUNIA-TUTKA (viola, voice)
KRZYSZTOF TREBUNIA-TUTKA (voice, violin, higlander’s bagpipe, higlander’s fl)
KUBA “BOBAS” WILK (double bass)
NUGZAR KAVTARADZE (voice, phanduri,duduk)
SHALVA ABRAMASHVILI (voice, chuniri)
TAMAZ MAMALADZE (voice, bass phanduri, gudastviri=Georgian bagpipe)