ドロータ・シュレザック、2010年に本作でデビュー、その後、14年にセカンド・アルバムをリリース〜今のところソロ・アルバムは、その2枚のみです。が、二次世界大戦前、ドイツ / ポーランドに広がったワイマール文化の象徴とも言えるカバレット(キャバレー)文化を今日的に引き継いでいると思しき、ポーランド最古のカバレット(戦後しばらくして50年代後半に学生達によって復活したという) “ピヴニィツァ・ポド・バラナミ” の最年少メンバーとして、このドロータ・シュレザックは活躍中とのこと(もちろん、ナチの台頭によって消失したカバレットであり、ワイマール文化ですが、渡米した亡命者によって、ハリウッドやブロードウェイに場所を変え、ボードビルやミュージカルに継承されたことは周知の事実)。というわけで、いわゆる今日的なPOPというわけでも昔日のフォークロアというわけでもないのですが、ドロータ・シュレザックの歌声、そこに息づいているもの、感じていただければ幸いです。
1 Muszę Coś Zrobić
2 Balladka O Ćmie
3 Szpan I Luz
4 Przyszłam Po Kolor
5 Widziałam Jak Anioł Z Nieba Spadł
6 Ostatni Kadr
7 Na Naszym Nieślubnym Zdjęciu
8 Przyjdę Do Siebie
9 Psalm Miłosny
10 Kuplet O Miłości Czystej
11 Wolny Przekład Z Szekspira
12 Pieśń Elfa
13 The Wanderer
14 Remember Me
15 Gwiazda (A Gdy Się Rodzisz)
16 Znowu Łamiemy Się Opłatkiem
17 Tu Czas Tak Wolno Umber
youtube リンクできなかったので、こちらへ>★イイ曲です。
こちらもリンクできなかったのですが、英文献学の修士でもあるというドロータの英語曲>★