DON KIKAS / REGRESSO À BASE

1974年アンゴラ生まれ、幼い頃、両親とともにブラジルへ移住し、早くから音楽に夢中になったそうです。8歳で母に手伝ってもらい曲を書いたと言うから、早熟。18歳の時にはポルトガルに住んでいて、地元のクラブで歌い出し21歳でCDデビュー (1995) 、ズーク〜キゾンバ系の歌い手として03年までに4枚のアルバムをリリース、その人気は絶頂、アンゴラ〜ポルトガルで、キゾンバのアンゴラ系スター歌手として活躍していました。が、05年にリリースしたアルバムでは、一転してアンゴラ・スタイルのオーソドックスなセンバ歌手として転身。で、本作は6年のインターバルをおいての2011年の6作目(最近作)、もちろんセンバ・アルバム(クドゥロ改めセンバのプト・ポルトゲスの先輩格とでも言えるでしょうか)堂々の作です。時に過去の片鱗を聞かせるズーク調も交えながら、クルーナー系というか、クレオール風というか、その歌い口、時にブラジルのサンバ歌手のようにも…、けれど、アンゴラならではのリズム感に乗せ、変化に富んだソングライティングにおいて、曲ごとに少しづつ表情を変えた歌を聞かせて見事、…イイ歌い手ですね。オススメできます(既に6年のインターバル、そろそろ新譜は? 期待して待ちたいと思います)。

1 Amor Perfeito
2 Amor De Ninguém /Featuring – Pérola
3 Sexta-Feira
4 Sonha Comigo
5 Dia Do Pedido
6 Perigosa
7 Semba Da Largada /Featuring – Zoka-Zoka
8 Jogo De Damas
9 Sumbe
10 Continua Assim
11 N’gaeta /Featuring – Os Tunezas
12 Novo Mwangolé /Featuring – Yannick Afroman
13 Reis Do Papa

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