ディブロ・ディバラ(1954年キサンガニ生まれ)は、コンゴのダンサブルなルンバ、スークースの人気ミュージシャン、そのギター速弾きから”マシンガン”と渾名されています。
幼少期にキンシャサに移り住み、15歳のときに音楽コンテストで優勝したことがきっかけとなり、フランコ率いる TPOK バンドに参加〜その後、ヴォックス・アフリカ、オルケストラ・ベラ・マンボ、ベラ・ベラ等を遍歴し、ベラ・マンボのメンバーだったカンダ・ボンゴマンと意気投合〜79年にはブリュッセルへ、81年にはパリへ移動し、カンダ・ボンゴマンの人気を支えました。その後、ディブロ・ディバラはセッション・ギタリストとして引っ張りだことなり、ペペ・カレをはじめ多くのルンバ〜スークス・バンドと共演しています。
1980年代半ばには、シンガーのアウリュス・マベレとともにロケトーを結成しましたが、数年後、ロケトーを抜け、自らのグループ “マッチャチャ”を結成、メンバーチェンジを経ながら現在も活動中です。
本作はそんな自身のバンドによる03年リーダー作の24年復刻盤〜マシンガンと呼ぶにはシルキー、時に華麗なギター・リフが縦横無尽に繰り返されて行く、ダンスパート・オンリーのディブロ・ディバラ・スタイル!何処を切ってもスークース、その音楽性の完成形を示す代表作じゃないかと思います。
それにしても、今となってのこの仏盤 CD再発、やっぱり人気盤、なんでしょうねえ…、ジャケがもう燃えてますよね、が、アコーディオン風のシンセなんかも聞こえて、昔の味わいも滲んでいるところなんか、流石?
●サンビーニャ配給盤〜日本語による説明をつけた
帯を商品に添付しています。日本語解説は同封しておりません。
1.Cours De Danse
2.Tountouka
3.Ann’Amour
4.Amie Che
5.Ko Bosana Te
6.Ca Passe Ou Ca Casse
7.Malembe
8.Shaima
9.C’Est Fini
10.Cocorico
Lead Guitar – Diblo Dibala
Vocals – AC Milan, Diblo Dibala, Gabriela Arnon, Laskino Ngomateke, Otis Mbuta Diasolwa
Animation – AC Milan, Otis Mbuta