タイトルの「リジェリアン・ブルーズ」とはロワール川のブルースという意味。河畔の 古都の町アンジェはジャンヌ・モローの生れ故郷。音楽的にはレ・サッグス、ポニーポ ニー・ランラン、チチ・ロバン、ラ・リューダなどを世に出した町。この町のランドマーク的バンドがふたつ、ロ’ジョ(ワールドシャンソン)とゼンジレ(ダブ)。ロ’ジョ のヴァイオリン奏者リシャール・ブーローと、ゼンジレのギタリストのヴァンサン・エル ドヴァンがインスト・デュオとして始めた「デルタス」。リシャールの秘技であったコラをフィーチャーした、ロワール川寄りのマンダング・ブルースを展開していましたが、そ こにティケン・ジャー・ファコリーのバンドのンゴニ奏者アンドラ・クーヤテ(マリ人。 アンジェ住人)が加わり、クーヤテのンゴニとヴォーカル、コラとヴァイオリン、アコ・ギとエレクトロニクスによるトリオになりました。制作は Super Records というマルセイユのレーベルで、サム・カルピエニアの奥様、ヴァリ・アンベルティーさんが立ち上げた会社です。新種のブルースと言うよりは、自分たちのアンジェ的環境によく似た音楽という自然体から、新鮮で未体験なミクスチャーが。(エクスポーター資料から)
1. DELTAS LA / 2. LE DROIT DES ENFANTS / 3. DANSEZ / 4. SALVATIONS / 5. SOLOU YAYA / 6. UNITE / 7. ESTUARIO / 8. DOGOTOU / 9. N’OUBLIE PAS / 10. SAVAAREE / 11. BAMAKO ANGERS